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2012-09-18(Tue)

魚臭症候群

魚臭症候群とは、トリメチルアミン尿症のことでトリメチルアミンが本来ならば無臭化されて排泄されるところ、その酵素が欠損しているために、魚の腐ったような臭いがするという症状。

魚臭症は、口臭、体臭(発汗に伴う臭気)から魚臭がします。
感じとしては、魚の腐った臭い(はらわたのような臭気、または、生理のにおいの強い感じ)といわれています。

呼気にも同様の臭気があり、会話をしなくてもその人の周辺が魚臭い状態となります。
しかし、通常の口臭ガス測定器には全く反応しません。

特徴的なこととしては、尿の臭気が非常に強く魚臭を放出します。
呼気性由来の口臭の場合は、殆どのケースで尿にも同様の臭気を認めるため、尿検査は非常に重要な項目となっています。

魚臭症を引き起こしているガスの正体は、トリメチルアミンと呼ばれるガスで、これは誰でも腸内での消化過程において腸内細菌により合成されます。

このガスは、腸で吸収され肝臓で分解されるのですが、この分解酵素(トリメチルアミン酸化酵素)が先天的に欠落している人の場合は、トリメチルアミンが分解されずに、血液中に存在して、呼吸を介して呼気や体表から発散することになり、また尿にも排出されるために尿も魚臭を起こすためにトリメチルアミン尿症とも呼ばれます。

通常、口臭は遺伝しないのですが、この魚臭症は例外として遺伝する口臭となっています。
このトリメチルアミン酸化酵素の欠落は、遺伝子にトリメチル酸化酵素を作る部分が欠落しているために、生まれつき酵素をもっていないということです。(遺伝タイプは劣性遺伝です)
ですので、兄弟でも発生する人としない人がいたりします。
家族的に出現している事もあります。このあたりの疫学的情報も、間接的診断根拠になります。

治療方法は、遺伝子疾患であるために根本的治療は難しく、発汗の衛生管理と身体の清潔保持、口臭に対しては対症療法的な、消臭処置によってほとんど気にならない程度にコントロールが可能となっています。
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